城  交易効果の検証  城

交易の結論

調査の方法や結果を全部読むのは面倒でしょうから、最初に結論をご紹介します。

最も重大な結論としては、献上品としての金や兵糧が無意味ということです。最低限の物資を持って、特使を持つ武将と暇な武将を派遣すると良いです。物資の量よりも使者の能力の方が重要で、中でも特使と政治の効果は大きいです。

調査シナリオ

194年の劉璋に新武将を加えて、交易の効果を調査しました。難易度は上級です。

武将能力による交易結果の調査

所属,能力結果
成都,全1友好+39
成都,統100,他1友好+44
成都,武100,他1友好+44
成都,知100,他1友好+44
成都,政100,他1友好+64
成都,魅100,他1友好+44
成都,政1,他100友好+59
成都,全100友好+84

物資の量を金1000、兵糧10000、兵士1000で固定し、派遣する武将の能力を変化させて、その効果を調べます。

結果から計算式が分かりました。

全能力が1の時が友好度+39で、これがベースになります。政治だけを100にすると、全能力が1の時よりも25増えて、64になります。他の能力を100にすると5増えて、39+5で44になります。つまり、政治は他の能力の5倍の効果があります。

参考までに、政治1で他を100にしても、政治100で他が1の武将の方が友好度が上がります。全能力が100だと、84上がります。

個性とイベントによる交易結果の調査

所属,能力,個性,イベント結果
成都,全100,嚮導,収入友好+84,100日,金+2160
成都,全100,嚮導,特使友好+104,100日,金+2200
成都,全100,特使友好+104,120日,金+2200
成都,全100,好天友好+84,110日,金+2160
成都,全50,好天友好+61,110日,金+2060
梓潼,呉蘭,好天友好+59,120日,金+2040
成都,全100,嚮導,特使
成都,全100,特使
友好+169,110日,金+2660
成都,全100,嚮導,収入
成都,全100
友好+129,110日,金+2500
成都,全100,嚮導,特使
梓潼,雷銅
友好+125,120日,金+2370
成都,射堅,射援,孟光,張粛,鄭度友好+165,120日,金+2990

物資の量を金1000、兵糧10000、兵士1000で固定し、派遣する武将の能力を変化させて、その効果を調べます。

片道50日と表示されても、実際は49日くらいで到着します。片道60日と表示されても、実際は59日くらいで到着します。システム的に端数は意味がないので、実際に次の命令を指示できる10日おきの日数で記載しました。好天イベントが発生した場合、10日分減っています。

梓潼の呉蘭を使者として送った場合、帰国後は成都に入りました。つまり日数は、成都まで12日、貴霜国まで59日、好天で-10日、帰国で59日、合計120日となったのでしょう。

嚮導の効果は、片道で-10日、往復で-20日になります。2人を派遣して嚮導持ちが1人なら、嚮導の効果も半分になっているようです。

特使の効果は友好度+20です。友好度+20というのは、政治+80と同じですので、絶大な効果です。しかも、特使は重ねがけも可能ですので、複数の武将を派遣する場合は、嚮導よりも特使の方が圧倒的に効果的です。ただ、特使の効果で友好度は上がりますが、帰国後にもらえる金は増えないようです。

成都にいる文官5人を派遣したところ、なかなかの量が上がりました。暇な武将を探索に行かせるくらいなら、交易に行かせた方が良さそうです。

交易から帰国すると都市の金が増えます。友好度が大きいほど金額も増えるのですが、その差は小さいです。収入イベントが発生しても、なぜか友好度は変化しません。

物資による交易結果の調査

献上品結果
金1000,兵糧10000,兵士1000友好+104,金+2200
金5000,兵糧10000,兵士1000友好+105,金+2210
金1000,兵糧17000,兵士1000友好+104,金+2200
金1000,兵糧10000,兵士2000友好+119,金+2230
金1000,兵糧10000,兵士500友好+93,金+2180

派遣する武将を固定し、献上する物資の量を変化させて、その効果を調べます。

驚くべき結果ですが、友好度の上昇量はほぼ兵士の量です。外国に献上したのは兵士で、金と兵糧は兵士の食料として往路で消費してしまったのでしょうか。

おそらく、これは不具合でしょう。収入イベントが発生した際、これで献上品が増えるというメッセージが流れますが、実際は友好度に全く影響していませんので、不具合と考えるのが妥当です。

もう1つの可能性が、国や時期によって求める物資が異なるという設定です。貴霜国が兵士を求めていただけで、他国では違うかも知れません。これについては、追加で調査をしました。

君主異動

成都にいた劉璋を梓潼に異動させて、それから交易をすると、物資は梓潼のを消費しますが、武将は成都から旅立ち、帰国すると梓潼に金が入ります。

交易に旅立ってから成都の劉璋を梓潼に異動させると、物資は成都のを消費しますが、帰国すると梓潼に金が入ります。

つまり、君主を異動させることで、間接的に輸送させることができます。

成都を支配していない場合はどこから旅立つのか、成都以上に規模が発展した都市があったらどこから旅立つのか、まだまだ不明なことはありますが、詳細は調査していません。

天竺国と物資の調査

献上品結果
金1000,兵糧10000,兵士1000友好+104,金+2190
金5000,兵糧25000,兵士1000友好+106,金+2200
金1000,兵糧10000,兵士2000友好+119,金+2220

194年の士燮に変えて、天竺国との交易を調査したのですが、結果は貴霜国と同じでした。

やはり、金や兵糧が何も影響しないのは不具合でしょう。