褒賞・官職・名品などは、対象となる武将が拠点にいる時にしか実行できません。出陣中の武将や移動中の武将は対象外です。
他国に対しても、拠点にいる武将にしか登用や計略をしかけることができません。途中で出陣されたり移動されたりすると、その登用や計略は失敗します。
この仕様は、三国志14の基本でも問題点でもあります。
三国志14の仕様として、拠点にいる武将にしか登用をかけることができません。本来なら成功する登用だったとしても、相手に移動されてしまうと、失敗になります。
登用をかける場合は、できるだけそのターン内に接触できる武将が良いです。登用の場合で説明しましたが、計略の場合も同じです。
忠誠の自然低下は、3月、6月、9月、12月のタイミングです。この時期は、忠誠上げが必要な武将を確認し、登用できそうな武将がいないかも確認した方が良いです。
こちらの君主を嫌悪している武将は、基本的に登用できません。
どうしても登用したい場合は、その武将の義兄弟や妻や親愛武将を仲間に加え、加えた義兄弟などに登用を任せると、可能性はゼロではなくなります。
知力 | 100 | 94 | 90 | 80 | 70 |
---|---|---|---|---|---|
推薦人数 | 0 | 109 | 185 | 286 | 375 |
的中率 | 100.0% | 89.1% | 81.5% | 71.4% | 62.5% |
221年の劉備で開始し、諸葛亮の助言で成功者がいない登用を別の軍師で行い、知力によって何人推薦するかを調査しました。推薦された人数が間違いの人数です。この年の劉備軍は100人で、10人に対して登用を調べたので、合計1000人分です。誤差はもちろんありますが、それなりに信頼できる数値だと思います。
表を見れば分かる通り、知力94でも89.1%しか的中しません。知力70から知力1につき1%くらい的中率が上がっていくのに、知力90からは知力1につき2%くらい的中率が上がっています。
知力90を超えたら、知力1でもそれなりに的中率が上がりますので、官職や名品で少しでも上げた方が良いです。軍師の知力が低い時は、どうせ当たりませんので、施政の効果で選ぶのも良いです。
知力99以下の軍師の助言はよく外れます。これは、三国志14の仕様でもチートでもなく、数学の問題です。分かりやすく解説します。
配下が21人いて、この中に登用が成功する武将が1人いて、軍師の助言が95%の的中率だとします。軍師は、登用が成功する1人を見抜いたとしても、登用が失敗する20人の中の1人を成功すると判断してしまいます。プレイヤーからすると、軍師から推薦された2人の中の1人しか成功しないので、的中率が50%のように感じますが、実際は正確に95%の的中率で言い当てています。
もし、21人中10人が成功する登用だった場合、この軍師は成功する10人をほぼ正確に言い当てるので、失敗する人を1人加えてしまっても、ほぼ確率通りの的中率になります。
ようするに、確率の低いことに対する助言ほど、間違いの可能性が高まるということです。
知力99以下の軍師の場合、確率が高そうなことだけを実行した方が失敗が少ないです。難しいことに挑戦したい場合は、知力100の軍師が必要です。
武将を使っていれば能力が成長しますが、その量はわずかです。知力100の軍師を作りたかったら、官職と名品を与えるのが効果的です。
武将に与えられる官職は、君主の爵位が上がるほど増えます。名品は、探索に行かせると見つけることがあります。
小勢力でも、官職で1、名品で3くらい上げられますので、周瑜(知力96)クラスなら知力100を狙えます。
パワーアップキットの場合、益州の都市を支配して貴霜国と交易すれば、知力+10の名品を楽にもらえます。
・俸禄を支払えない
・官職を下げる
・部隊が壊滅する
・離間の計略をかけられる
・自然低下
自然低下は機会が多いですが、1回当たりの減少量は小さいので、小まめに上げていれば問題になりません。忠誠100を維持するのが基本です。注意するとしたら、長期間出陣させている時くらいです。
嫌悪武将を同じ城に配属すると忠誠が下がると思ったのですが、少なくとも、それが原因と判断できるほどの違いは感じられません。
危険なのは、部隊が壊滅した時です。忠誠が下がっている部隊が壊滅した場合、帰城したタイミングで敵からの登用や計略に狙われる可能性があります。壊滅する前に帰城するのが基本で、壊滅した場合はすぐに忠誠を上げましょう。
官職を上げたり下げたりすると、忠誠も上下するのですが、変化はその時だけです。継続的に上がり続けるとか下がり続けるとかはありません。
つまり官職は、指揮兵力や能力アップの目的に使えば良いということです。出陣しない武将の官職を剥奪しても、褒賞を1・2回与えれば忠誠100まで上がります。無駄な官職を剥奪すれば、支出も減ります。
太守の武力 … 拠点防衛、拠点反撃、捕虜の拘束
太守の知力 … 拠点防衛、拠点反撃、捕虜の拘束、対地域懐柔
太守の政治 … 拠点耐久の回復量
太守の忠誠 … 対駆虎呑狼
これだけのことが太守に影響しているのに、太守を任命することはできません。太守は、能力や官職から自動で決定されます。
規律 … 太守の拠点が混乱にならない
火攻 … 太守の都市への火の被害が減少
短慮 … 太守の拠点が状態異常にかかる期間を延長
粗忽 … 太守の拠点が混乱にかかる期間を延長
他にも少しありますが、所有者が多いのは上記の個性です。これらのマイナス個性は、孫策、呂布、馬超といった有名武将も持っています。武将を調べたい場合は、武将と個性で検索できます。
官職を与えれば、太守に選ばれやすくなります。優秀な武将に高い官職を与えるだけですので、特に意識しなくても、自然と最適な武将が太守に選ばれます。
より確実な方法が、都督に任命することです。都督は必ず太守に選ばれます。
確実なのが、君主のいる城に配属する方法です。呂布や馬超に高い官職を与えても、この方法なら太守に選ばれません。
戦争で使わない武将の場合は、官職を剥奪してしまうのも手です。官職を剥奪しても、忠誠が下がるのは一時的ですので、褒賞を与えれば元に戻ります。