城  兵糧消費の検証  城

兵糧の自然消費量

都市兵士兵糧支出兵士/兵糧支出
襄平445514830.1
北平389912930.2
30474101530.0
南皮2470482330.0

都市情報に[兵糧支出]があるように、出陣していなくても兵糧は消費されます。兵士数に比例しているように見えたのですが、念のため計算してみました。

予想通り、兵士数と兵糧支出は比例しています。兵士30人で10日に兵糧1消費します。

安全地帯で無駄に兵を増やしても、無駄な兵糧支出が増えるだけです。前線に兵士を輸送しない場合は、賊を倒せるだけの兵士がいれば十分です。

工面の自然消費量

太守兵士兵糧支出兵士/兵糧支出
工面なし2000066630.0
工面あり2000053337.5

太守が[工面]の個性を持っていると、その都市の兵糧の自然消費量が20%減ります。

輸送隊の兵糧消費

輸送量兵糧輸送隊兵糧消費兵士/兵糧消費
なし15842900
兵10001583666315.9
兵1000米500001583666315.9
兵1000015780662316.1
兵10000米5000015780662316.1

輸送隊を出し、10日後の兵糧を調べ、輸送しなかった場合との差を計算することで、輸送隊による兵糧消費を測定しました。

輸送隊を出すと兵糧消費が増えているのですが、その量は輸送隊の兵士数に比例します。兵糧を運んだかどうかは影響しません。その消費量は、輸送隊の兵力16人で10日に兵糧1です。もちろん、これに自然消費も加わります。

つまり、輸送隊は物資の運搬に適しているということです。前線の都市は兵舎に特化させ、安全地帯の都市を金や兵糧に特化させることで、輸送による無駄な兵糧消費を抑えることができます。

ちなみに、輸送隊が消費する兵糧は、出発元の兵糧です。運搬中の兵糧は消費しません。大量の兵士と兵糧を運搬すると、都市の兵糧が尽きて、最悪の場合、輸送隊が壊滅します。

輸送隊と錐行の兵糧消費

部隊兵士兵糧消費(10日)到達日数兵糧消費(到達)
錐行10000793211665
輸送10000623472928

薊から北平まで兵士10000を移動させた際の兵糧消費を調べました。

同じ兵士数で移動した場合、輸送隊の方が兵糧消費が少ないのですが、到達するまでの日数で計算すると、錐行の方が兵糧消費が43%も少なかったです。錐行で43%ということを考えると、鋒矢や長蛇でも輸送隊よりは兵糧消費が少ないということです。

部隊で兵を運ぶ方法にはもう1つ利点があって、道中に敵や賊がいても、錐行なら逃げやすいです。

ただし、官職のない武将では、部隊で編成できる兵士は3000しかいませんので、輸送隊の方が効率的です。あくまでも、その都市へ異動する予定の主力武将がいる場合、部隊を出陣させて兵も運んだ方がお得というくらいです。

輸送距離と兵糧消費

102030405060708090100110
62371996010951018103610931151119212381301

薊から襄平まで輸送隊に兵士10000を運搬させて、10日毎の兵糧消費を調べました。

兵站距離が長くなるほど兵糧消費が増えることはヘルプにも書かれていましたが、実際に調べてみると、2倍以上に増えています。地形によっても兵糧消費が変わるようで、山を通過した30日から40日の期間は消費量が2割ほど増えています。

輸送ルートの途中に城がある場合は、一旦そこに入城し、そこから再出発した方が兵糧消費が抑えられます。今回の場合なら、薊から北平、北平から襄平と2回に分けて輸送した方が良いです。

兵士をほとんど運搬していない場合は、一気に遠方まで運搬しても大した兵糧消費になりません。やはり、輸送隊は物資中心がベストです。

施政による兵糧消費減少効果

部隊兵士施政兵糧消費(10日)到達日数兵糧消費(到達)
輸送10000運搬開発Lv6632352212
錐行10000錐行強化Lv8877181579
輸送10000兵站改革Lv5436472049
錐行10000兵站改革Lv5606211273

運搬開発や錐行強化をすると、機動も上がります。出発元からの距離が離れるほど兵糧消費が増えますので、10日当たりの兵糧消費が少しだけ増えていますが、到着が早くなる分だけ、運搬にかかる兵糧消費が減ります。

直接兵糧消費を下げる兵站改革も調べたところ、機動力を上げた時よりも兵糧消費が減りました。説明には「部隊の兵糧消費が減少」と書かれていますが、輸送隊にも効果があります。

表の[兵糧消費(到達)]の数値を比較すれば分かる通り、兵站改革が圧倒的に優秀です。1部隊でも節約効果が大きい上に、全ての部隊と輸送隊に効果があります。